今、女性が働く時代となって、不妊治療と仕事を両立しながら通っていらっしゃる患者さんが多くいます。またそこで悩んでいる患者さんも多くいらっしゃいます。不妊クリニックの看護師は、その両立を支援することも重要な役割だと考えています。

厚生労働省から出ている「仕事と治療の両立」のためのツールの利用もおすすめしながら、よりよい環境で患者さんが治療にのぞめる体制をつくっていきたいと考えています。

私は以前、助産師として産婦人科に勤務していましたが、助産学で学んだ言葉がいつも心にあります。それは「助産師は3つの命を抱えている」という言葉です。

「母の命」、「子の命」　　「未来の命」。

不妊クリニックに勤めるようになって、いつも「未来の命」を感じています。子どもを授かりたいと思って受診した方が、妊娠して卒業していくときに、「未来の命」を授かってもらったという想いにあふれます。

私自身、40歳で出産して、5歳の娘がいます。やはり周囲のサポートがないと看護師という仕事を続けるのは難しかったと思います。今も、夫やクリニックのスタッフ、院長の支えがあるから仕事を続けていられると思っています。

今の時代は仕事以外にも、介護であったり、（2人目をご希望で受診される方は）子育てもあります。いろんな両立をしっかりとサポートしたいと思います。また、クリニック内のワークライフバランスも大切にしながら、看護部長としての役割も果たしたいと思っています。

医療法人アイブイエフ詠田クリニック

〒810-0001 福岡市中央区天神1-12-1
日之出福岡ビル6階
TEL：092-735-6655

TEL：092-735-6610（不妊治療予約）

［診療時間］〈完全予約制〉

※「初診予約受付日」は、お電話かHPでご確認ください。

看護部長　金原 恵利子（きんばら えりこ）

助産師。日本生殖心理学会認定 生殖医療相談士。

詠田クリニックの看護部には、助産師、看護師、メディカルコーディネーター、検査技師、器材管理技師が在籍し、患者様のケアを担当しています。

不妊治療の目的は妊娠することだけでなく、その先の出産、育児にあります。妊娠初期からしっかりと妊娠管理を行えるよう助産師が待機しています。また、生殖医療に熟知したベテラン看護師が患者様の看護にあたり、全力でサポートしています。

こうのとりフォーラムテレビ広のご詳演は、こちらから視聴いただけます。
YouTube「ラシゴーニュチャンネル」