必須アミノ酸9種類が多く含まれる「むくな豆」

カラダ会+議

   必須アミノ酸とは「体内で合成されないため、食物から補給しなければならない栄養素(アミノ酸)」で、具体的には「バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン(リシン)、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン(トレオニン)、ヒスチジン」のことを言います。対して、カラダの中でつくられるアミノ酸のことを非必須アミノ酸といいます。

私たちのカラダは、主にタンパク質を構成する20種類のアミノ酸からできており、このうちの9種類が必須アミノ酸です。必須アミノ酸は、動物の成長や生命維持に不可欠であるにも関わらず、体内で合成することができないため、毎日の食事から摂ることが必要とされています。

むくな豆は、(生活習慣病の予防や脳の神経組織の働きを活発にするといわれる)「いわし」に匹敵するほどの必須アミノ酸を含んでおり、疲労回復効果や成長促進にも役立つと考えられています。

生命力逞しい「むくな豆」に含まれる「L-ドーパ」の作用として、生活習慣病の予防効果の他、記憶力低下や、アルツハイマー病の予防・軽減などの効果が期待されています。今日では、パーキンソン病や、幼児期に発症することの多い瀬川病(ジストニア)の治療法のひとつとしてL-ドーパの投与が行われているようです。(これらについては、多くの文献があるようです)

むくな豆は、煮豆や粉にして食べたり、茎などをお茶にして飲まれているようですが、アクが強いため、必ずアク抜きをしなければなりません。毎日少しずつ適量を摂取することが健康効果の持続を期待できることにつながります。

[情報提供元]

株式会社ラシゴーニュ
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2丁目5-8
TEL:092-473-5080

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